一般的に文章作成のさいに使うアプリケーションといったらワープロ、すなわちワードプロセッサーというのが真っ先に脳裏に思い浮かんでくると思いますが、わたしはワープロなんてほとんど使いません。一太郎はもっているんですが、今使っているパソコンにはインストールされていません。ワードはもってすらいません。で、文書を書くときに使っているのは、秀丸エディタです。今も当然それで書いてます。いろいろフリーのエディタを試してきた結果、たどりついたのがこの秀丸エディタというわけです。というか秀丸エディタはフリーではなくシェアウェアで金を払わなければならないのですが、わたしの場合以前フリーソフトをいくつか作って公開していたので、タダになったわけです。秀丸エディタの作者の方はフリーソフト作者にはメールを送ればタダで使わせてくれるのです。なんとも、粋な計らいです。素晴らしいですな。そうでない人は四〇〇〇円払わなければなりません。そんなわけでタダで使わせてもらっている感謝として一発、いや一筆書いてみようと思ったわけです。

　エディタを知らない人に念のために説明しておくと、エディタというのはもともとプログラムソースを編集するためのソフトなのですが、普通の文章を書くのにも適していて、文章書いてメシ喰っている人はだいたいエディタを使っているモノと思われます。本当はエディターと表記すべきなのでしょうが、なぜかエディタで定着しているようです。　秀丸エディタを使ってもう、どれくらいになるか覚えてないですが、たぶん三年くらいになるでしょう。今のところ特に不満はありません。敢えてあげるならば印刷機能がやや貧弱と言うことでしょうか。でも印刷するときは秀丸を使わないので別にどうってことないです。というか現在つかっているバージョンは二年くらい前のものなので最新版では改善されているかもしれません。

　何と行っても素晴らしいのは軽快であること。ワードだとか一太郎みたいにアイコンをクリックしてから起動し終わるまでにカップラーメンが出来てしまっているなんて事はありません。それにカスタマイズしやすく、操作方法も簡単。ストイックなデザインもイカしていて、余分なところがない。というわけで全体的にオススメです。ワープロしか使ったことが無いならエディタは絶対試してみるべきですよ。