おとしよりとパソコン

 年寄りが機械物に弱く、ビデオの予約や携帯電話が使いこなせず、コンピューターなどは、もう雲の上の存在、高嶺の花的な存在であるという話は良く聞くが、その理由はカタカナ語の氾濫によるものであり、また、政治家もカタカナ語を使いまくるために政治家の言っていることがわれわれ一般人には「サッパリ分けワカメちゃん」という話も良く聞く。だからカタカナ語は出来るだけ減らして漢字を使いましょう、漢字はすばらしい、という意見には基本的には賛成であるが、何事もバランスが大切だとおもうのだ。たとえばいくらダジャレが好きだとしても「サッパリ分けワカメちゃん」はどうかとおもう。

 たとえば、「パソコン買ったんだけど、ハードディスクが10ギガで、メモリーが128メガ、でCD−RW付でなかなかいい感じなんだけど、アプリケーションのインストールの仕方がわからんので、メーカーのユーザーサポートに電話してみたの!」という文章が「個人電算機購入硬質記憶円盤十戯画及超高速記憶装置百二十八目我小型円盤繰返記録装置付属感度良好的雰囲気応用祖父戸導入方法不明結果制作会社使用者対応電話してみたの!」とかなっって読むのに返り点とか打たなきゃいけなくなって、今度は漢字の氾濫で若者が機械音痴になったらイヤだな。

 というか、けっこう苦労して書いた割につまらないのが非常に心苦しい。というか心苦しい以上にもう死にたい。ごめんなさい。

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