ディズニーランドにいった話(2)

 ディズニーランドに行ってきたことはすでに述べたことであるが、書き足りないところがあることに気がついたので書き足しておきたい。それはエレクトリカルパレードのすばらしさについてだ。とにかく、これは経験しないでは、死んでも死にきれないモノ、ベスト三に確実に入ってくるのではないかと言ってしまうことも決して過言ではないほど素晴らしく、あまりのすばらしさにチョンマゲが飛び出るくらい感動して、人目もはばからず号泣しそうになったが、やっぱり人前で泣くのははばかれるのでトイレに速攻で駆け込んで号泣して一息ついたところで、急に便意を催し、ガッツリ用を足したので、実際のところ、エレクトリカルパレードは30秒ほどしか見ていないのだ。というのはウソ!まっ赤なウソ!うんこは黒かったけどね!

 本当はガッツリ見たのだ。なんといっても素晴らしいのは、音楽と光の夢の競演、といったもので、そこらへんの競演とはひと味もふた味も違うのだ。どの辺がそこらへんの競演と違うかというと、たとえば日米野球における、イチロー、佐々木、松井(ジャイアンツ)、松井(ライオンズ)、バリー・ボンズの競演とはぜんぜん違う。なぜならばそれは松井が二人もいるからで、野球が分からない人にはサッパリしてチョンマゲな感じだから。だから、ぜんぜん違うのだ。つーか、カズオってそんな漢字でいいの?みたいな。

 と、わたしはエレクトリカルパレードのすばらしさについて語りたいが為に多言を費やしてきたわけだが、ここまでの労力はエレクトリカルパレードの魅力を伝えるのに十分であったとは言い難い。しかし、いろいろな意味でエレクトリカルパレードの魅力は伝えられたのではないかと信じている。そろそろ時間も迫っていることであり、結論をいってしまうと、「シンデレラ城の案内役のおねえさんは高校の時、演劇部だったにちがいない」ということだ。

 だってあのテンション、ありえねーよ。

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