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Billy Elliot
監督 スティーブン・ダルドリー
脚本 リー・ホール
出演 ジェイミー・ベル / ジュリー・ウォルターズ / ゲイリー・ルイス / ジェイミー・ドレイブン / ジーン・ヘイウッド / スチュアート・ウェルズ

　１９８４年。主人公は１１歳の少年ビリー。母は死に、兄と父親は炭坑で働いている家庭。おばあちゃんはぼけている。炭坑ではストライキの真っ最中。父親は「男だったらサッカーかボクシングかレスリング」という様な古い価値観の頑固な父親。

　ビリーはボクシングを習っていたのにひょんなことからバレエを始めることになる。才能を発揮してロイヤル・バレエのオーディションを受けることになり合格。ラストシーンは数年後、父と兄がそろって劇場に見に行くシーン。

　ストーリーは以上。ビリーの友達として「おかま」のマイケルやバレエの先生の娘（デビーという名前だったと思う）などが出てきて、笑える駆け引きもある。１１歳の若さ溢れるダンス、暴れ具合は見ているだけで元気がでてくる。それにしても吐くセリフが１１歳にしてはマセ過ぎてる。「わたしのあそこ見たい？」とか。英国人はこんなにも成長が早いのか？

　「踊り出すと体の中で電気が走るように…」というのは安っぽすぎるセリフだよなぁ。ザ・クラッシュとか使われていて音楽が良い。メインはＴ・レックス。

　見て良かったと、思える、肩の力の抜ける映画でした。