小説家を見つけたら(2000/米英)

http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B00005QIYQ/vidi-22/

監督 ガス・バン・サント
出演 ショーン・コネリー / F・マーリー・エイブラハム / マイケル・ピット / アンナ・パキン / マイケル・ヌーリー

熱狂的スコットランド独立派のショーン・コネリーは、映画中でもやっぱりスコットランドにこだわる。最後のシーンで「スコットランドだ!」というところが一番笑えた。いまネットで調べて分かったのだが、腕に「スコットランドよ永遠に」とタトゥーがしてあるらしい。

「小説家を見つけたら」の監督は「グッド・ウィル・ハンティグ」と同じ監督なのだが、やっぱりそうなのか、と思わざるを得ない。似たような設定。ただこの邦題はややダサイ。もっと気の利いたタイトルを付けられなかったのだろうか。

半分くらいまではかなりいい雰囲気なのだが、エンディングがいまいち気に入らない。最後に見つけたのは友情だった。みたいなエンディング。これはどうなんだろう。

やっぱショーン・コネリーはかっこいい。渋い。いい。16才の天才少年役のロブ・ブラウンはエキストラ役できていたのに大役を掴んだらしい。ネットをみると「第二のデンゼル・ワシントン」とか言われて結構ほめられているのだが、そこまでいいのかな。

ショーン・コネリー演ずる小説家が死んだことを告げにくる弁護士役でマット・デイモンが出てきたのにはびっくりした。「レインメーカー」かよ、と。でもやっぱいいな、マット・デイモンは。みていてウキウキする。

音楽がいい味を出しており(多分ほとんどマイルス・ディビス)、ショーン・コネリーのカリスマ、ロブ・ブラウンの若々しいエネルギー、などすばらしいのだが、ストーリーがあんまり好きになれない。

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