監督：バズ・ラーマン
出演：レオナルド・ディカプリオ、クレア・デーンズ、ハロルド・ペリノー、ジョン・レグイザモ、ジェシー・ブラッドフォード
　
　
　シェイクスピアの超有名な戯曲だが、この作品では時代を現代に設定してある。音楽も最新のロック。たしかにディカプリオは時代劇は似合わない気がする。だってあんなにあごが細いし。
　それでもセリフは原作にかなり忠実なようなので、かなり違和感がある。その違和感がねらいなのだろうけどどうせならもっともっと突き抜けた違和感がよかった。
　ド派手な衣装、太陽のまぶしい海岸、豪華な館、華やかなパーティ、と映像がとてもうつくしい。
　ディカプリオが精悍でかっこいいってことがわかったし、クレア・デーンズはすごくかわいい。テンポがよくポップで安っぽくてバカバカしい感じもいい。シェイクスピアの原作はさぞすばらしかろう、読んでみようか、という気になった。とにかくジュリエットが美しいのよ。