社長の決断(4)
社長「ガハハハハ。サイコーだな。ガハハハハ。」
中田「社長。きょうはいつにも増してご機嫌よろしいようで。」
社長「おぉ、おぉ、中田くんか。きみだとは気づか中っ田た。なんちって。ガハハハハ。」
中田「ハハハハハ」
社長「いやぁー、それにしても腹減ったな。なんかくってもイート?なんちって。ガハハハ」
中田「食べる、と英語のイート、を掛けているわけですね。さすが社長!!格が違います。」
社長「そんなの、オフコースの小田和正だよ。中田くん。しら中っ田とはいわせんよ。ガハハ。サイコーだぁ。ヒャッヒャッヒャ。」
中田「社長。素晴らしい。ダジャレ2連発とは、おそれいります。」
社長「ワッハッハ。いいねぇ。中田くん。きみの名前はダジャレにするためにあるような名前だな。気に入ったぞ。ガハハ。実はそのために入社させたんだがな。ハハハ。」
中田「・・・・」
社長「ふー、笑いすぎて腹が痛かったよ。ハハハ。死ぬかと思った。」
中田「ところで、社長。きょうわたしがここに参ったのも、他でもない、大変重要な話があって参ったわけです。」
社長「そうか!!そりゃ参った!!降参!!なんちって。ハハハ」
中田「社長!会社の将来に関わる重大事なのです。お聞き下さい。」
社長「うむ。」
中田「大変申し上げにくいのですが・・・」
社長「なんだ?言ってみなさい。わたしも男だ、どんな話でも聞こうじゃないか。」
中田「さ・・」
社長「ちょーっとまったぁー、なんかクソしたくなってきた。クソして来る。」
社長はその後2時間経っても社長室に戻ってこなかった。
トイレからは社長の「クソー」といううなり声が響いていた。
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